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発行日2006年9月11日
 

 〜 2007年問題の最大懸念は技能の継承 〜
「労働力の確保」も54%が懸念
   団塊世代の大量退職が始まる2007年を控え、労働力の確保や技能の継承などが課題となっています。
 帝国データバンク(TDB)が実施した2007年問題に対する企業の意識調査によると、「団塊世代はいない」と回答した企業を除く7割のうち、53%が「懸念がある」と回答しました。
 その具体的な懸念で最も多く挙げられたのは「技能の継承」で74%に達し、「労働力の確保」も54%が懸念しています。
 これらの企業からは、「建設業界に関わる職人が高齢化し、下の世代がいない」(土木建築工事)、「高齢者層がいなくなると業界全体で公的資格者が不足する」(電気通信工事)、「マニュアルにない知恵の部分が失われていく」(金属加工)との懸念の声も上がっています。
進む高年齢者の雇用延長
   こうした「技能の承継」や「労働力の確保」に対する懸念から、高年齢者の雇用確保に向けた取り組みも進んでいます。今年4月に施行された改正高年齢雇用安定法では、従業員が65歳まで働けるようにすることを企業に義務づけています。
 TDBの調査では、「継続雇用制度」を導入した企業が67%を占め、「定年延長」9%、「定年廃止」2%、「未対応」の企業も10%ありました。
 雇用延長後の給与水準は、定年時の6〜7割が回答企業の約半数を占めています。
 改正法の施行による雇用延長は、給与水準などによって従業員の勤労意欲を高められれば、労働力確保や技能継承に効果があると見られています。
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